昼食を終えてふとBS3を点けると丁度プレミアムシネマが始まったところだった。
濡髪三度笠。
雷蔵の三度笠シリーズは子どものころいくつか見たが、この一編を見たかどうかは記憶にない。
雷蔵は大好きだった。
アルマイトの洗面器を笠に、風呂敷を道中合羽に見立てて、よくまねをしちゃあ見栄を切ったものだ。
仁義の口上がなんとも格好よくって、真似をしていたら、父親に「やくざの真似などするな」としかられたこともあった。なぜそんなに怒るのか不思議だった。
さらに、冒頭早々にこれまた大好きな淡路佳子が登場。見ないわけに行かず最後まで堪能しました。ゴチソウサマ。
中村玉緒の村娘が可愛らしい。
ダイマル・ラケットの掛け合いも懐かしい。あのころの大阪漫才はほのぼのといい味出してた。
我輩も歳をとった。昭和は遠くなった。
参照:
http://www.raizofan.net/link4/movie4/sando.htm
2014年2月27日木曜日
2014年2月20日木曜日
勝つと思うな思えば負けよ・・・大脳の支配から抜け出せ
真央ちゃんのショートプログラムは失敗だった。まことに残念。真央ちゃんの気持ちを察するとこちらの胸も痛む。
真央ちゃんのスケート技術は最高だ。やはり問題は精神面だと僕も思う。
彼女は、勝負への執念が強すぎるように見える。その結果自分を追い詰めすぎる。最後の最後には天地に身を任すことが必要なのだが、それが出来ない。
すべて自分でコントロールしようとしている。そうしないといけないと思っている。スケート中に何が起こっても、すべて自分の技術で何とかしなければいけないと思っている。その結果、リラックスが出来ない。ひいては集中が出来ない。
頭で滑っている。表面意識で滑っている。無意識で滑ることが出来ていない。一瞬一瞬の知覚を大脳で情報処理して体にフィードバックして、最適な反応をしようとしている。それは、所詮無理な試みだ。
表情と体のこわばりがそれを顕している。硬い。僕が習っている心身統一合氣道の言葉を使えば、一点が上がっている。
この点、キムヨナは対照的だ。鈴木明子や荒川静香にも言えるが、彼女たちには、多かれ少なかれ、演技中に勝負へのこだわりを忘れた没頭、没我が見て取れる。
とりわけキムヨナにもっとも顕著に現れている。彼女は踊りに入り込んでいる。彼女はその時勝負をしているのではない。全身全霊で踊りを踊っている。
大脳の干渉から解放されている。
だから見るものに最高の感動を与えるし、失敗も少なくなるのだ。
是非、真央ちゃんにそのことを解ってほしい。会得して欲しい。
ここで僕がこんなことを書いても、本人に届くことはないだろうが、心から願っている。
真央ちゃんのスケート技術は最高だ。やはり問題は精神面だと僕も思う。
彼女は、勝負への執念が強すぎるように見える。その結果自分を追い詰めすぎる。最後の最後には天地に身を任すことが必要なのだが、それが出来ない。
すべて自分でコントロールしようとしている。そうしないといけないと思っている。スケート中に何が起こっても、すべて自分の技術で何とかしなければいけないと思っている。その結果、リラックスが出来ない。ひいては集中が出来ない。
頭で滑っている。表面意識で滑っている。無意識で滑ることが出来ていない。一瞬一瞬の知覚を大脳で情報処理して体にフィードバックして、最適な反応をしようとしている。それは、所詮無理な試みだ。
表情と体のこわばりがそれを顕している。硬い。僕が習っている心身統一合氣道の言葉を使えば、一点が上がっている。
この点、キムヨナは対照的だ。鈴木明子や荒川静香にも言えるが、彼女たちには、多かれ少なかれ、演技中に勝負へのこだわりを忘れた没頭、没我が見て取れる。
とりわけキムヨナにもっとも顕著に現れている。彼女は踊りに入り込んでいる。彼女はその時勝負をしているのではない。全身全霊で踊りを踊っている。
大脳の干渉から解放されている。
だから見るものに最高の感動を与えるし、失敗も少なくなるのだ。
是非、真央ちゃんにそのことを解ってほしい。会得して欲しい。
ここで僕がこんなことを書いても、本人に届くことはないだろうが、心から願っている。
2014年2月15日土曜日
雪のリゾートでまりやと一緒に麦酒を飲む
幸い家人は上京した娘と昨日からディズニーランドへ遊びに行っている。
生憎この雪でホテルに缶詰だろうが、それも母娘二人で楽しんでいることだろう。
一尺ほどの積雪、外出はない。勿論車の運転はあり得ない。
こんな日こそ、日中早くから酒を飲むに限る。今日は一日が長いぞ。
昼食には、先日のトマトシチューの残りを温めて茹でたブロッコリーを添えて、トーストと一緒に食べよう。となれば、麦酒だ。
いや、食品偽装のそしりを避けて正確を期せば、実は「金麦」、我が御用達の発泡酒だ。
テレビはやめてCDを聴こう。リラックスできる曲がいい。
ここは是非竹内まりやにご登場願おう。
先日500円で買った中古の"Impressios"。なめらかなメロディー、柔らかで潤いのあるまりやの声が、ほろ酔い老人の脳に浸みる。
トーストの最後の一欠けらに、取って置きのバターと自家製マーマレードを載せてほうばれば、これで立派な雪のリゾートの午後が完成だ。
生憎この雪でホテルに缶詰だろうが、それも母娘二人で楽しんでいることだろう。
一尺ほどの積雪、外出はない。勿論車の運転はあり得ない。
こんな日こそ、日中早くから酒を飲むに限る。今日は一日が長いぞ。
昼食には、先日のトマトシチューの残りを温めて茹でたブロッコリーを添えて、トーストと一緒に食べよう。となれば、麦酒だ。
いや、食品偽装のそしりを避けて正確を期せば、実は「金麦」、我が御用達の発泡酒だ。
テレビはやめてCDを聴こう。リラックスできる曲がいい。
ここは是非竹内まりやにご登場願おう。
先日500円で買った中古の"Impressios"。なめらかなメロディー、柔らかで潤いのあるまりやの声が、ほろ酔い老人の脳に浸みる。
トーストの最後の一欠けらに、取って置きのバターと自家製マーマレードを載せてほうばれば、これで立派な雪のリゾートの午後が完成だ。
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